ピートのとびら

うまく使えば時間は十分にあるって聞いた

ひさしぶりにPENTAX Qを持ち出した

タイトルの通りです。ツイッターで先月くらいに少し、PENTAX QのAuto110モードが話題になっていたことに影響されました。

 

実際に手に入れたのはここ3,4年のことなのですが、私の中でPENTAX Qというカメラはかなり思い入れの深いカメラとなっています。思い返せば8年ほど前、初めて自分のカメラを買おうと検討したときに最後まで悩んだ一台でした。

当時は結局PENTAX K-30を購入しており、その選択は間違いなく正しかったと思います。ただしQに対する憧れをこじらせ続けた結果、Qマウントが完全にディスコンになってからデビューするような形になってしまい、なんだかなあという感じです。

PENTAX Q(ホワイト)+8.5mm f1.9

Q自体はなぜか2台持っているのですが、どちらもこの初代のホワイトです。そのうちQ7でも買い足そうと思い続けて早数年。最近は値動きも少なく、なかなか踏ん切りがつかない状態です。踏ん切りが必要な価格ではないのですが…。

 

撮ってみるとまあ1/2.3センサーの単なるコンデジではあるのですが、なんとなく楽しいような、不思議なカメラです。

一時期はまっていたころはよく魚眼レンズなど使っていた記憶があります。トイレンズや魚眼レンズなどの交換レンズが数千円で買えるのは間違いないメリットであり、そういう意味では初心者向けとしてよいプロダクトだったのかなという気もします。

(どちらにせよ将来性がないのであれば、ある程度の額がするEF-Mみたいなものを売りつけるよりよっぽど良心的かもしれません。)

 

1/100秒 f1.9(Auto110モード)

今回Qをまた持ち出そうと思った理由の一つが、冒頭にも触れましたがこのデジタルフィルター「Auto110モード」を使いたかったためです。

フィルター系は好きなのですが、あまり作品としては使えないものと決めつけて生きてきた気がします。そのためあまりしっかりとそれらの機能を使ったことがありませんでした。

1/50秒 f1.9(Auto110モード)

日中に使うといかにもレトロ感を感じられる雰囲気になるのですが、個人的には夜景にも結構合うんじゃないかなと思っています。このカメラの高感度の弱さすら、なんとなく雰囲気として昇華できているような気がします。

またもう少し、Qで遊びたくなってきました。

 

 

再開発が進む新宿西口を記録しておく。

先週のことですが、少し前に手に入れていたZ6+Z40mm f2.0を持って新宿をぷらぷらしてきました。

 

いま新宿で見ておくべき場所といえば、やはり小田急百貨店でしょう。

2022年10月2日の営業終了を控え、ペデストリアンデッキ上にはちらほらカメラを持った人の姿がありました。(とはいえ、もともとここにはよくカメラマンがいた気はします。)

新宿駅の西口は昭和な雰囲気が残っていて好きなエリアでしたが、昨今の再開発が進むにつれてずいぶん変わっていくみたいですね。バスタができたときも衝撃的でしたが、この小田急百貨店が47階建てのビルに変わるなんて信じられません。結局ビアガーデンには行かずじまいでした。

そして来月から小田急百貨店が移転するHALC側を臨むと、こちらの背後にはミラノ座跡地に建築中の東急歌舞伎町タワーが見えました。あれも48階建てになるそうですが、なかなかの存在感です。高校時代は打ち上げでミラノボウル行ってたことなんて思い出して、ちょっとセンチな気持ちになってきました。

 

そして西口再開発の(カメラ好きにとって)一番気になるのは、やはりヨドバシ本店の行く末でしょう。明治安田生命ビルのほうの建て替えも着実にすすんでいるようですし、このネオン管が見れるのもそれほど長くないはずです。

 

私は家電を大抵ヨドバシで買っているのですが、それはこの西口本店のネオン管に象徴される魅力に惹かれてのことでした。これがいま風の店構えに変わってしまったら、自分の中で「ヨドバシカメラを使う理由」というものがほぼ失われてしまう気がします。

無理とはわかっていますが、なんとか新店舗になってもネオンで飾ってほしいところです。

記憶に新しいところだと、ラジオ会館も同じようなパターンでしたね。

あれは昔の雰囲気を残そうとしてくれているほうではありますが…。

 

バスタができて早6年。西口のこの狭い道に高速バスが渋滞していた景色はもう思い出せません。時の流れが速い。

 

ちょっと時勢の分かる写真もいれておきます。

Switchを買うのを渋っていたらもうスプラトゥーンが3まででてしまった。

 

新宿郵便局も結構雰囲気が好き。

 

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■追記

スマホを漁ってたら大昔の写真がでてきました。

はじめてゲットしたスマホiphone5S)で通学中に撮ってやつです。

(2014/5/22)

(2014/8/5)

そういえば昔は南口の階段下から高島屋が見えたんですね。もうすっかり忘れてました。記録は撮っておくものです。

グリーンピースも潰れて、南口の景色も(主に緑色が減って)ずいぶん変わってきました。長野屋食堂の赤い軒先テントには末永く残ってほしいところです。

 

以上。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

OLYMPUS PEN D3でスナップしてみる②

 

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前回の続きです。

 

初めてD3で撮影した写真を現像に出し、↑の写真が出てきたときには「おお!」となりました。内容としては大した写真ではありませんが、F8くらいで2mほど先の電柱にピントを合わせています。

絞り込んでいるので当然ではありますが写すべきところはきちっと写し、それでも背景はナチュラルにボケていっています。

 

これは横構図で撮っていましたが、ハーフカメラといえば縦構図ですよね。

私はあまり縦構図を使う習慣が無かったのですが、72枚も撮るとさすがにだんだん慣れてきました。

 

 

話が逸れますが、街中とかではよくスマホを縦に構えて写真を撮ってるひとがいますよね。自撮りとかなら分かりますが、子供の発表ビデオなんかもそのように撮っていることが多いので驚きます。

テレビ/PCモニタでの視聴のみを是とする僕の感覚が古いのは重々承知ですが、願わくばそのような写真/動画撮影方式が一般的にはなりませんように。。

 

さてしかしそんな現代人にとって、このハーフカメラというものは存外相性が良いのかもしれません。その縦構図だけでなく、気軽さや画質などについてもそんな気がしています。

そしてなにより本来(Dシリーズは除いて)OlympusPENというシリーズがターゲットにしたのは、上述したようなカメラの撮影自体には興味のない層で、被写体を気軽に記録できれば良いといった層であるかと思います。

 

少し失礼な物言いになってしまいましたが、そんなことを考えていたので、すこし肩の力を抜いて撮影を楽しむことができました。

 

同じ広角よりの画角でも、何故かGRを持っている時とは違う視点でシャッターを切れた気がします。不思議です。

 

無理やり解放1.7で撮影したらこんな感じに。

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浮き輪のあたりにピントを置いたつもりでしたが、すこし画面の手前に来てしまったようです。まあこんな時間から解放で使うのは難しそうだな、ということだけ理解しました。(わかってました)。

 

無理やり逆光で撮るとこんな感じ。そういえば5枚絞りでした。

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まとめ

これまでもゾーンフォーカス機はいくつか所有していましたが、完全に目測指定のカメラは今回が初めてでした。

まあある程度絞れば何とでもなることはわかりましたので、こんな感じでたまに持ち出して使っていければと思います。

そしてコツがつかめれば、憧れのRollei35購入の踏ん切りもつくんじゃないかなと…思っています。

OLYMPUS PEN D3でスナップしてみる①

昨日中野のフジヤカメラに行ったのですが、既にショーウィンドウ内の値札がオリンパス/OMD表記になっていてびっくりしました。

諸行無常を感じます。

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いろいろ話題のオリンパスですが、彼が元気だった頃の名機PenD3でスナップしてきました。

オリンパスが誇るハーフカメラブランドのPenですが、一眼レフのFシリーズの他にも、このDシリーズという「プロ仕様のペン(*1)」がありました。
*1:公式サイトにそう書いてあります。値段はEEとかとあんま変わらなかったけれど。

 

僕が今回手に入れたのはこのD3というモデル。
名前の通り、D→D2→D3と来た3世代目です。
1965年。フィルムカメラブームを牽引するTrip35登場の3年前に発売されたカメラでして、この3代目を最後にDシリーズは終焉を迎えました。※EEDは無視します。

 

実は以前にヤフオクで完動品と書かれた初代Dを落札していたのですが、これがまたエライ代物で。まあオークションでカメラを買って文句を言うのも筋違いですので、今度はD3を新宿のカメラBOXさんでじっくり確認ののち購入した次第です。

たしか13kくらいだったかと思います。店舗販売で整備なしならこんなものでしょう。

 

参考①:上がPEN D、下がD3。俯瞰して見ると見た目は変わりません。

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参考②:上がPEN D、下がD3。

D2以降は露出計がセレン光電からCdSに変更され、このような見た目になります。

解放も1.9→1.7に進化し、ピンボケ写真を量産しやすくなりました。

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というわけで手に入れたD3でしたが、実は購入して半年ほど経っているにも関わらず、まだ2回しか現像に出していません。

これには
・単純にあまり気に入ってなかったから
・72枚って撮りきらなくね?
・ほかにもカメラを買いすぎたから
など理由はあったのですが、久々に使ったところ印象が全くひっくり返りましたのでブログにしたという流れです。

 

使用感は、お世辞にもいいものではありません。
質感はそれなりにいいですが、年代と値段を考えると当然のレベルでしょう。
プラスチックのダイヤル巻き上げは、写真を撮るモチベーションを高揚させません。


そしてコンパクト機なのでシャッター音は当然控えめ。そこに不満はないのですが、どちらかというと巻き上げ完了時の音がシャッター音ぽく聞こえて少し不安になります。
※これには理由があり、上述のジャンクDが「シャッターきれない。が、巻き上げと同時にシャッターも落ちる」という代物だったことが関係しています。

 

でもコンパクト機なんでそれでいいんですよね。
当たり前の部分に文句を垂れていた自分は器が小さかったなと反省しています。
気が付くと、この質素な使用感をこの上なく気に入ってしまっていました。

 

僕の常備カメラはGRですが、フィルム気分の時はいつもこれを持ち歩いています。
72枚撮りのハーフカメラはスナップに最適ですし、フルマニュアルで撮影できる本機は、適度に僕の撮影欲を満たしてくれます。

 

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以前Kodakの現像を頼んだ時は一枚ずつに切り分けてくれたのですが、フジに頼んだら2枚組ででてきました。安いしこのほうがハーフ感があっていいかもしれません。安いし。

 

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プリントしたくなったら1枚ずつにトリミングすればいいし、と思いましたが、72枚やるのは気が遠くなりそうです。

 

 

憧れのスイバル Coolpix950(E950)

こんにちは。
先日、かねてから気になっていたカメラを購入しました。タイトルの通り、Nikon Coolpix950です。

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皆さんご存じの通り、懐かしのスイバルカメラです!
メガピクセル機です!すごそう!

 

茶番はさておき
現代の視線で見ると性能が低すぎるため、スペックで製品の魅力を語ることは難しいカメラです。当時を知らない僕たちは、とりあえず使ってみて、出てきた絵で判断するしかないのです。

どうでもいいですが、昨今このカメラのことを調べようとするとネオ一眼のCoolpix P950が邪魔してきます。とくにインスタのタグ検索で顕著なのですが、まあE950の写真をインスタに載せるような好事家はいないのでしょう。

 

(1)デザイン
発売が1999年って20世紀かよ。僕は3歳になったところでした。それでいてこのデザイン。
スイバルに過去の遺物というイメージがなければ、平成ノスタルジーどころか未来すら感じられたでしょう。

それでいてどこからどう見てもNikonを感じます。
私がジウジアーロデザインのもの=Nikonと思っているだけなのかもしれませんが。
まあ大方はこの赤グリップラバーによるものかと思います。(私はVWのGolf GTIや富士通PCの赤ラインにもNikonを感じています。)

 

そして、サイズは意外と大きいです。

比較対象の富士フイルムx-E1との比較では、高さは変わらないものの幅/厚さが一回り大きくなります。

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ただここはスイバルらしく、畳んだ状態ではでっぱりもなくコートのポケットにも入れられました。

 

質感も非常に高いです。当時価格12万を思えば当然かもしれませんが、今どき10万で売られてるミラーレスよりよっぽど高級感があります。


オタクはマグネシウム合金製の外観に弱いといいますが、多分に漏れず私もそうなのです。
PENTAX Qマグネシウム製の初代のみ2台持っていますし、マグネシウムという言葉にはそれだけ力がある気がします。似たような言葉には「チタン」「カーボン」などもあります。

 

(2)スペック等
簡単にスペックを列挙するとこんな感じです。

焦点距離:38mm-115mm
F値:F2.6-F4
センサー:1/2型CCD
撮影感度:ISO80

これらの情報だけでも突っ込みどころがいくつも出てきます。逆にすごいカメラなのかもしれません。

 

焦点距離
35㎜換算38-105mmと、なかなか便利な標準ズームです。
これだけ聞くと普通のコンデジっぽく聞こえますが、使い勝手は全く違います。なぜなら、電源ONでテレ端から始まるためです。なんでだよって感じですが、なぜか電源を入れるとテレ端から始まるのです。
※正確にはさらにズームが可能ですが、それ以上は電子ズームです。ズームのうちに入りません。


ぱぱっと前のものを撮ろうというのに、いちいちワイド側に戻す必要があります。ズームに伴って鏡胴が伸びるわけでもないのに何故この仕様なのか、甚だ疑問です。※私が気が付いていないだけでデフォルト焦点距離が設定されている可能性はあります。

 

ワイド端で撮るとこんな感じ。

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なぜこのカメラがテレ端から始まるのか、よく理解できましたね。ワイド側の歪みがすごいからです。

 

じつはこのカメラには別途テレコン・ワイコンなどが用意されています。ワイコンには2種類あり、初期型はあまりの歪みから歪コンなどと呼ばれているそうですが、そりゃベースの時点でこれじゃあねえといったところでしょう。

 

そしてテレ端だとこう。

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曇りということもありF6.8 まで絞られており、まあボケは観測できません。写りもまあ、こんなものでしょう。

 

じゃあこのカメラの活躍できる場所はどこにあるのでしょう?そう、接写です!

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機能を生かし切れていない作例で恐縮ですが、マクロモードを使うと2cmまで接写できるみたいです。たこ焼きの食べたさに負け、機能検証がおろそかになりました。

ただ写りもそれなりによく、テーブルフォトにはばっちりのようです。まあそれなりの写りで良ければスマホでよいのですが。

 

②センサー
考えてみると1/2ってなかなかなものですよね。私の愛機PENTAX Qより大きいセンサなわけですし。

時代的にCCDセンサーというのも良いです。

CCDセンサーと聞いただけで、上のたこ焼きの写真すら原色というか、鮮やかさが増して見える気がしてきます。CCDセンサーに感じる有難みというのは、ここ20年で意味がずいぶん変わりましたね。

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発色に不満はありません。

 

③感度
基本ISO80固定ですが、ISO100もしくは+1~2段の設定が可能です。
ISO80に対する1-2段のプラス設定とのことだけど、それってISO160-240ってこと?よくわからないです。。そのうち試します。

上のたこ焼きも、室内でISO80、1/50のF2.6です。

たしかに明るめのフードコートならそれくらいの設定で撮れるのでしょうが、なかなかやらない感度設定ですね。

 

今どきのカメラに慣れていると正直ありえないスペックですが、私は日頃使うフィルムもISO100-200くらいですし、正直あまり困りません。

それに実際、光源さえあれば普通に使えます。

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(ISO80 1/16 F2.9)

ISO200のフィルムを平気で夜でも使うのに、オールドデジカメとなると途端に夜間撮影が信じられなくなってしまいます。暗ければフラッシュ焚けばいいだけなに。

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高感度利用に慣れすぎた現代人たちよ、フラッシュに戻っておいで。

 

④ファインダー

このカメラ、なんとズーム連動式光学ファインダーと背面モニタの両構えなのです。スイバルカメラなので当然ですが。
ファインダーの視野率は85%と全く信頼できませんが、有るのとないのじゃ大違いです。シビアに構図を決めたいときは液晶を使えばいいですし、晴天時や気分を上げたいときはファインダーを使えますしね。

 

レンズを手前に向ければ自撮りだって簡単です。


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可動液晶を用いる昨今とは真逆のアプローチですが、グリップ性を考えるとこちらのほうが上手でしょう。

 

⑤操作性
良くも悪くも、デジタルカメラ黎明期らしい操作性です。電源ダイヤルの設定でオート/マニュアルを切り替えられます。

 

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SS優先時はそれなりに自由に設定が可能ですが、絞り優先は2.6 4.4 7.4の3択のみです。ニコンはAv/ss優先論争ではAv派だったはずですが、時代も変わったものです。

ちなみにマニュアルフォーカスも可能ですが、背面液晶から撮影距離を入力するというなかなかハードモードになります。

 

その辺も実際にやってみようと思っていたのですが、電池が切れました。

新品の単三いれてたはずなんだけどな。フラッシュ焚いてたからかな。

エネループも高いし、てなわけで今回のレビューはおしまいです。

CONTESSA35を買った③

こんにちは。
2020年10月にContessaを購入して1年半が経ちました。
次回は作例も載せると書き、そのまま放置していました…。

Contessaの作例なんてインターネットを漁ればいくらでも出てくるためそれほど気に止めていなかったのですが、一度考え始めると気になって仕方がなく、このように1年ぶりのブログ更新に至りました。

 

本題

本題にはいります。
まず、当時はこの記事のためにいちいちF値/SSをメモして現像したデータがあったのですが、それらを実家に忘れてきた&データ化していなかったということがあり、記事化するのが億劫になっていたという言い訳がございます。


そんなこともあり、本日は適当に津々浦々で撮った記念写真たちをご紹介してお茶を濁したいと思います。とりあえず作例記事を作れば、私のこのやり残した感も消えるはずですので。

 

記念写真たちのご紹介

以下、利用フィルムはすべてKodakのGOLD200です。


作例①

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覚えてませんが多分1/250,F8とかでしょうか。
四国カルスト行ったときの写真です。
バイクを納車してまだ2か月くらい?だったかと思います。
タンクがいい感じにピカピカしていてニコニコしていたのを覚えています。
安フィルムの粒子感は気になりますが、ピント面の写りはしっかりしています。

 

作例②

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見ての通り、一枚目から少し退いて撮りました。
アングルが何とも言えない絶妙な感じになっています。
四国カルスト感は感じられるものの、当時はもう少し広角レンズを持ってくればよかったな…と後悔していました。PCで見てるとハイライトを下げたくなります。

そして見てのとおり、薄くゴーストがでてます。
あまり目立つ写り方ではありませんが、逆に写真の味とも言いにくく、なんとも言えません。付属のフードを使っていれば防げたのかもしれませんが、蛇腹沈胴カメラにいちいちフードなんてしてられないです。ダサいですし。


※Contessaには以下のような、本体の素晴らしいデザインを台無しにするフードが用意されています。

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作例③

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なんだかんだ言っても解放2.8のレンズです。
決して明るくはありませんが、45mmという画角と相まって普通にボケます。
でもどちらかというと、こいつはきっちり絞って使うものなのかなと考えています。
(SSは最速500ですし、いい天気だとそもそも使いにくそうというのもあります。)


作例④

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しっかり絞った順光です。箱根ターンパイクのとこですね。
多少距離はありますが、今回も自分のSR400にピントを置いてしまっているためパンフォーカスにはなっていないと思います。
無限遠にしてれば後ろのマスタングたちのナンバーまで見れたりしたのでしょうか。
そのときはフィルムも変えたほうがいい気はします。


総括

四国カルストで使ったときはもう少し広角を持ってこなかったことを後悔しましたが、基本的には使いやすくていいカメラです。
速射ケースに入れて蓋をすればコートの内側にも簡単に入るので持ち歩きやすく、私のコレクションの中だとそれなりの出勤率です。その割に撮っていませんが。

 

問題点があるとすればファインダーです。
(私の個体のファインダーが少し斜めっており水平が出しにくいのもありますが、)
レンジファインダーの宿命どおり、画角は少し図りにくいです。
誰しも使いなれた50mmよりわずかに広くなる画角は、普通にしていれば失敗しないものの、調子に乗ると普通に派手にこけます。

↓の写真が現像されてきたときは流石に笑いました。

四国の沈下橋の上で撮ったので、自分が落ちないかビビってあまりファインダーを見ていませんでした…。

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実家に帰ればもう少しまともな作例もあるはずなのですが、、いったんこれで終わりです。とりあえず記事にできて満足しました。お付き合いいただきありがとうございました。

 



 

SR400 FinalEddition 納車インプレ

はじめに

SR400の納車インプレです。

 

前回の続きですが、そんなこんなでSR400を購入しました。

いつかは乗ってみたいと思っていたSRですが、

ファイナルが出ると噂を聞いていた矢先の発表に思わずノリで購入してしまいました。

 

どう考えても高すぎる価格に後悔がないとは言い切れませんが、乗ってしまえば絶対に楽しいのは約束されています。バイクなので。

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新車のメーターです。

これまでは(たった2台ですが)中古車しか乗って来なかったため、まず新車のメーターに感動しました。

 

 公道を走った感想

初めに感じたのは加速のなさです。

 CBR400Rと比べるのはあまりにもナンセンスなのですが、これまで2~3速でぎゅるるんと70km/hくらいまでは簡単に加速したところが、慣らし運転(4500回転縛り)のSRだと3rdで回して45km/hといった具合で、あまりの遅さに流石に絶望しました。

 

初めはこんな調子でしたが丸一日ほど走るとさすがに感覚もつかめてきて、ある程度先述の絶望感は薄れてきました。

・SRのスロットルを回す量について

そのうち気が付いたのですが、SRをフルスロットルにするには下手すると握り直しが必要なくらい回す必要があります。45km/hしかでない!などと文句を垂れていたのはこれが原因でした。CBRだったらかなり全開なくらいに回して、やっとちょうどいいくらいに加速します。

 

加速がモッタリしているのは変わりませんが、普通に回すのに慣れてくると自然な法定速度くらいは普通に出せるようになりました。まあ400CCなので当然ですよね…。

 ただまあフルスロットルが遠いことは間違いないので、そのうちこんなパーツを付けてみてもいいかなと考えています。

www.antlion.jp

インプレが少ないのが気になりますが、みんな使ってないということは慣れればそんな気にならないということなのでしょうか。。

自分も来年にはこんなこと言っていたことなど忘れているのかもしれません。

 

・そして振動。

ここはそれほど気になりませんでした。

まあSRを買う以上は覚悟していたというか、乗ってみたら「まあGN125もこれくらいふるえてたよな…」ってぐらいでした。

回転数を上げると気になるのかもしれませんが、この時点ではそれほど気になりませんでした。

※慣らしを終えた今の感想としても、印象はそれほど変わっていません。

確かに3~4速で5千以上など回すとかなりの振動を感じますが、回して楽しいバイクでもないSRでそんな運転をする必要を感じません。

高速巡行時は幻の6速を探すペースで自然にシフトアップが強いられ、トップに入れてしまえば(常識的な速度であれば)気になるほどの振動はありませんでした。

 

・音について

こっちは少し気になっています。静かです…。

カタログとかWebページとかで「こだわった音!」と紹介されているのを見て多少期待していたのですが、私には少し物足りませんでした。

 

公害みたいな音が好きなわけではありませんが、走行中に集中しないでも耳に入る程度の音量は欲しかったです。。まあこのご時世にそんな期待ができるはずもありませんので、そのうち社外を入れようと思います。

 

www.ysgear.co.jp

普通に車検に通るものが欲しく、純正オプションであったプラナスが気になっていたものの、既に絶版のようでした…。

これから1年かけてlimitedで1000台、Finel6000台を売ろうってのに純正オプションがすでに絶版ってのはYAMAHAはどういう考えなのでしょうか。。案の定ヤフオクを確認するとここ1か月で相場が1万円ほど上がっており、争奪戦が過熱しているようです。再販を期待しています…。

 

車検非対応に甘んじるならGoods、車検対応ならデイトナなど選択肢はありますが初めに気になったプラナスが忘れられず、もう少しヤフオク巡回生活が続きそうです。