ピートのとびら

うまく使えば時間は十分にあるって聞いた

ただただ都内を歩いてみた(新宿~青山~新橋)

土曜日は新宿でベンダ試験を取得してきました。

今回ばかりは合格は厳しそうとか思っていたため、予想外の結果に大変気分がよく、おうちまで歩けるだけ歩いてみることにしました。

 

西口で11/10にオープンしたばかりのファイブスターカメラを冷やかして精機キャノンを眺めたのち、甲州街道に沿って東へ向かいます。

明治通りバイパスは12月の開通を目前にし、ほぼ完成状態に見えます。

街の景色が変わっていくのだなあという感じです。

 

その昔わが母校新宿高校のフェンスには穴が開いており、休み時間や放課後はそこから新宿御苑へ侵入するのがお決まりのパターンだったと聞いています。

私が入学した頃には既に立派なフェンスがあったうえ事前工事も始まっており不法侵入はできなかったのですが、いよいよそんな話が昔話になってしまうのだなあと思うと少しセンチメンタルな気分になります。

 

新宿御苑の散策路は秋になると銀杏で黄色のカーペットが現れるのですが、今年はまだのようです。

四谷図書館を抜けたあとは四谷駅に向かうのでなく、趣向を変えて代々木方面に行くことにしました。

こまごましたところで秋を感じます。

外苑西通りから脇道を覗くと小さな公園がありました。

左奥には首都高や中央線が走っている横にこんなところがあるんですね。

 

そのまま南下を進め、国立競技場に着きます。なんだかんだ初めて見ました。

賛否もろもろありますが、外から見る分には立派なものです。すぐあとに神宮球場横を通ったので、より一層そんな気持ちになってしまいました。

 

そのまま青山に抜けようとしたところ、急遽ものすごい人ごみにぶつかりました。

とくにイベントとかではないようですが、神宮外苑のいちょう並木を見に来ているのでしょうか。歩道は人で溢れ、人々は車道で自由に記念写真タイムです。

パトカーが注意を呼びかけるも効果はなく、群集整理は難しいんだろうなあという感じ。

青山通りまで出ればやっと平和になります。

南下しすぎてしまい新宿線の駅まで歩くことはもはや難しいため、あまり土地勘のない港区のあたりをぷらついてから適当に地下鉄を探すことにしました。

新美術館の横を抜けると六本木トンネルです。さびれた雰囲気なのに人通りの途絶えない、不思議な空間でした。普通の見た目のマンションの前にリムジンが止まっていたりするのも独特です。

六本木ヒルズを臨みながら直進しつづけ、六本木通りを左折して北上に切り替えます。

地価は高い地域ですが、少し脇道にそれれば少し気楽な雰囲気になりました。

正面には東京タワーが見え、気分も高揚します。(江戸川に引っ越してきた当初はスカイツリーで喜んでいたものの、もはやすっかり飽きてしまいました。それに比べて東京タワーは良いものです。シルエットが美しいし、何より見慣れていないので。)

 

せっかくなので東京タワーまで行ってみようかしら、なんてことまで考えたのですが、そういえば愛宕山ってこの辺だったっけなどど連想ゲームしました(高いとこつながり)。先日ヤマノススメ(アニメ)でも登ってたし、オタクの血が騒いできました。

 

というわけで到着しました。愛宕山です。標高25.69m、23区最高峰の山です。

写真では伝わりにくいのですが、いざ階段を目にするとただの壁のようにすら感じます。

出世祈願のお参りをし、踏み外さないようにゆっくり下山しました。

 

あ、エレベーターもあったのね…。

本当は浜離宮のほうまで行ってみるつもりだったのですが、登山でだいぶ体力が削られてしまい、今日の散歩はここでリタイア。内幸町から三田線に乗って帰宅しました。

というわけで本日のお散歩は約8.2Km。引きこもりシステムエンジニアにしては頑張ったほうかなと思います。

 

小石川後楽園を散策した②

以前撮ったフィルムが帰ってきたので続編です。

neoproject.hatenablog.com

 

初めてモノクロフィルムを使いました。これまでもGRでモノクロ縛り、のような遊びはしたことがありましたが、気に入らなければROWから現像でカラーにしてしまうような逃げ道を残していました。本当にモノクロでしか撮れない状況になって初めて、いかに自分が色や鮮やかさに依存した写真を撮っていたのかを実感しました。

なるべく光を意識して…などと普段以上に考えはするものの、実力以上の写真は撮れません。

真っ赤だった彼岸花と後ろの芝生がほぼ白つぶれし、わかりにくい絵になってしまいました。緑の整色フィルターをかけてなるべく花を暗く、芝生を白くできないかと考えていたのですが、あまり想定通りにはいかなかったようです。難しいですね。

 

 

後楽園を出た後は東京ドームシティを散策しました。

やはり人工的な環境は色が多く、モノクロで撮っても勝手にグラデーションが生まれます。

逆光で撮ったらハイコントラスト白黒風に。

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というわけで、自分の力量を改めて思い知らされた日となりました。

ランニングコストがばかにならないのでまたフィルムで撮るかはわかりませんが、デジタルでもう少しモノクロの修行というものをしてみようと思います。

仕事終わりのスナップは健康にいい。

豊洲から月島まで歩くと80円浮かせることができることは先日述べたとおりです。

浮かせたお金で食べるLチキはとてもおいしいです。

neoproject.hatenablog.com

ただし連日の円安・物価上昇のあおりを受け、この程度の節約では家計を守ることが難しくなってきました。ではどうすればよいのでしょうか?

答えは簡単です。歩く距離を延ばせばよいのです。これまで月島から電車に乗っていたところ、今後は都営新宿線菊川駅まで歩くことにしました。これによりさらに50円の節約に成功しました。

豊洲-月島は1.5km程度で20分で着くのですが、豊洲-菊川は4.2kmで歩くと1時間弱かかります。22時まで残業した日はあまり歩く気が起きませんが、21時に仕事が終わった今日みたいな日なら余裕で歩けますね。転職したい。

 

木場のあたりは運河のすぐ真横にマンションが立ち並び、歩いていて面白い街です。ただしこんなにも水路が身近にあるのにあまり親しみが感じられないのは、ひとえに水の汚さ故といったところでしょうか。

きれいなマンションばかりかと思いきや、生まれ育った多摩市を思い出させる団地の姿も交じっています。

 

すこし褒めましたが、私は木場という町にいい印象はありません。野村〇研があるからです。就活で当たった態度の悪い面接官に対するヘイトをいつまで経っても引きずっています。

 

これらの写真はすべてGRで撮っているのですが、夜になるとほぼAFが効きません。そのためスナップあるあるの「フルプレススナップ」機能※をよく利用しており、これを使うと意外と何とかなります。

※シャッターボタンを半押しせず押し込むと、予め設定したピントで写真を撮ってくれます。私はこれを2.5m先に設定しており、昼間はf8にしてパンフォーカス風にできる仕様です。

今日はf2.8固定の絞り優先でぱしゃぱしゃとしていたのですが、まあスマホの小さい画面で見る分には満足のいく感じにとることができました。

散歩には本当に気持ちのよい季節になってきました。

ちょっと5駅分くらい、歩いてみませんか?

小石川後楽園を散策した①

シルバーウィークも最終日、ようやく晴れに恵まれたので少し外出してみました。

東京ドームには何度も行ったことがありますが、なんだかんだ後楽園には行ったことがありませんでした。

この時期の写真系インスタグラマーの定番被写体はやっぱり彼岸花ですね。

 

さて、今日はひさびさにContessaを持ち出しました。

こいつには今年の春にACROS100IIを入れたきり、すっかり放置してしまっていたのです。もともと去年の9月期限のフィルムだったこともあり、急いで消化してしまうのが本日のミッションでした。

 

前にこのカメラを買った際、めずらしく記事を残していたようです。

neoproject.hatenablog.com

ここでも書いているのですが、このカメラにはモノクロフィルム用の整色フィルターがついていました。使うことはないだろうなと思っていたものの、持っていれば使いたくなるのが人情です。三宝カメラで期限切れACROSを拾い、こいつで使ってやる機会をずっと狙っていました。

そして今年の春にようやく梅を撮ったり何を撮ったり始めたわけなのですが、、使い途中のまま防湿庫で眠りにつき、気が付いたら秋になっていたわけです。今回はこいつをようやく使い切ることができました。さっき現像に出してきたばかりなので、それが上がってきたらまた記事にでもしようと思います。

 

にしても今回は現像をはじめ新宿西口のキタムラで頼もうとしたのですが、引き渡しが10/14になると言われて流石にびっくりしました。その後結局ヨドバシに頼んだのですが、こちらも予定日は10/7とのこと。モノクロフィルムなので多少は時間かかるだろうと思っていましたが、11日かかるのは想定していませんでした。モノクロフィルムなんてつかう人は自家現像がデフォみたいなとこがあるのかもしれません。

自家現像にもチャレンジしたいとは思っていたけど、手を出したら沼な気もするし、でもはじめるなら今しかないような気もするし。悩みは尽きません。

 

 

やっと秋らしくなってきたので退勤スナップ

最近、会社帰りに一駅分歩くのにはまっています。

私の通勤経路ですと豊洲から月島までの一駅分を歩くだけで80円浮かせることができるのです。ファミチキが実質100円で食べれることになります。目下の悩みは10月に控えたファミチキ値上げです。

 

というわけで、今日の相棒はRICOHのGR(APS-C初代)です。

 

GRは便利です。小さいカメラが一番エラいんだということを思い出させてくれます。

春秋ごろのちょっとした上着のポケットに入るんですよね。

 

最近はZ6を買ったりなんだりと活躍の機会が減っていましたが、使ってみると良さを思い出してしまいます。

軽いカメラは簡単に振り回せるのがいいです。

ちょっと気になった被写体に対し、軽い気持ちでぱしゃぱしゃできます。

 

 

 

学生時代にGRを初めて買ったとき、正直28mmという画角は持て余していました。

もう少し標準画角に近いほうが間違いなく使いやすいでしょうし、なにより被写体に近づかないと迫力を得辛い広角レンズは難しかったです。この苦手意識はいまだに抜けないのですが、そのような経緯で一度GRは売り飛ばしました。

でもまた買い戻してしまったのだから不思議なものです。

間にRX100を挟んだのですが、グリップ性や起動ラグに満足できず結局はGRに帰ってきてしまいました。やはり多少不満を感じていても、一度離れてみると客観的に見れるのかもしれません。

 

※CBR400R(NC47)に乗っていたころ、パラツインのつまらなさやデザインの特徴のなさに飽きてしまい手放したのですが、今思うとこれまで乗ったバイクの中で一番良いものだった気がしています。こんなのばっかりです。

 

とにかく、おそらくGRをまた手放すことはないだろうなと思ってます。

28mmを使いこなせるようになる日が早いか、GR3Xが値崩れするのが早いか…。

 

 

 

 

ひさしぶりにPENTAX Qを持ち出した

タイトルの通りです。ツイッターで先月くらいに少し、PENTAX QのAuto110モードが話題になっていたことに影響されました。

 

実際に手に入れたのはここ3,4年のことなのですが、私の中でPENTAX Qというカメラはかなり思い入れの深いカメラとなっています。思い返せば8年ほど前、初めて自分のカメラを買おうと検討したときに最後まで悩んだ一台でした。

当時は結局PENTAX K-30を購入しており、その選択は間違いなく正しかったと思います。ただしQに対する憧れをこじらせ続けた結果、Qマウントが完全にディスコンになってからデビューするような形になってしまい、なんだかなあという感じです。

PENTAX Q(ホワイト)+8.5mm f1.9

Q自体はなぜか2台持っているのですが、どちらもこの初代のホワイトです。そのうちQ7でも買い足そうと思い続けて早数年。最近は値動きも少なく、なかなか踏ん切りがつかない状態です。踏ん切りが必要な価格ではないのですが…。

 

撮ってみるとまあ1/2.3センサーの単なるコンデジではあるのですが、なんとなく楽しいような、不思議なカメラです。

一時期はまっていたころはよく魚眼レンズなど使っていた記憶があります。トイレンズや魚眼レンズなどの交換レンズが数千円で買えるのは間違いないメリットであり、そういう意味では初心者向けとしてよいプロダクトだったのかなという気もします。

(どちらにせよ将来性がないのであれば、ある程度の額がするEF-Mみたいなものを売りつけるよりよっぽど良心的かもしれません。)

 

1/100秒 f1.9(Auto110モード)

今回Qをまた持ち出そうと思った理由の一つが、冒頭にも触れましたがこのデジタルフィルター「Auto110モード」を使いたかったためです。

フィルター系は好きなのですが、あまり作品としては使えないものと決めつけて生きてきた気がします。そのためあまりしっかりとそれらの機能を使ったことがありませんでした。

1/50秒 f1.9(Auto110モード)

日中に使うといかにもレトロ感を感じられる雰囲気になるのですが、個人的には夜景にも結構合うんじゃないかなと思っています。このカメラの高感度の弱さすら、なんとなく雰囲気として昇華できているような気がします。

またもう少し、Qで遊びたくなってきました。

 

 

再開発が進む新宿西口を記録しておく。

先週のことですが、少し前に手に入れていたZ6+Z40mm f2.0を持って新宿をぷらぷらしてきました。

 

いま新宿で見ておくべき場所といえば、やはり小田急百貨店でしょう。

2022年10月2日の営業終了を控え、ペデストリアンデッキ上にはちらほらカメラを持った人の姿がありました。(とはいえ、もともとここにはよくカメラマンがいた気はします。)

新宿駅の西口は昭和な雰囲気が残っていて好きなエリアでしたが、昨今の再開発が進むにつれてずいぶん変わっていくみたいですね。バスタができたときも衝撃的でしたが、この小田急百貨店が47階建てのビルに変わるなんて信じられません。結局ビアガーデンには行かずじまいでした。

そして来月から小田急百貨店が移転するHALC側を臨むと、こちらの背後にはミラノ座跡地に建築中の東急歌舞伎町タワーが見えました。あれも48階建てになるそうですが、なかなかの存在感です。高校時代は打ち上げでミラノボウル行ってたことなんて思い出して、ちょっとセンチな気持ちになってきました。

 

そして西口再開発の(カメラ好きにとって)一番気になるのは、やはりヨドバシ本店の行く末でしょう。明治安田生命ビルのほうの建て替えも着実にすすんでいるようですし、このネオン管が見れるのもそれほど長くないはずです。

 

私は家電を大抵ヨドバシで買っているのですが、それはこの西口本店のネオン管に象徴される魅力に惹かれてのことでした。これがいま風の店構えに変わってしまったら、自分の中で「ヨドバシカメラを使う理由」というものがほぼ失われてしまう気がします。

無理とはわかっていますが、なんとか新店舗になってもネオンで飾ってほしいところです。

記憶に新しいところだと、ラジオ会館も同じようなパターンでしたね。

あれは昔の雰囲気を残そうとしてくれているほうではありますが…。

 

バスタができて早6年。西口のこの狭い道に高速バスが渋滞していた景色はもう思い出せません。時の流れが速い。

 

ちょっと時勢の分かる写真もいれておきます。

Switchを買うのを渋っていたらもうスプラトゥーンが3まででてしまった。

 

新宿郵便局も結構雰囲気が好き。

 

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■追記

スマホを漁ってたら大昔の写真がでてきました。

はじめてゲットしたスマホiphone5S)で通学中に撮ってやつです。

(2014/5/22)

(2014/8/5)

そういえば昔は南口の階段下から高島屋が見えたんですね。もうすっかり忘れてました。記録は撮っておくものです。

グリーンピースも潰れて、南口の景色も(主に緑色が減って)ずいぶん変わってきました。長野屋食堂の赤い軒先テントには末永く残ってほしいところです。

 

以上。